
今日は夏越の大祓が各地の神社で執り行われる日。
半年間の災禍厄難を祓い清める日です。
私は、今日から10日間のアメリカ修行に旅立つ妻を、
成田行きのリムジンバスが出るバス停まで見送ってから、
自宅に戻ってまずは水の禊ぎを。
そして、ご神前に静かに着座します。
夏越の大祓の日に合わせて、この半年間の我が身の
祓い清めと、これからの全ての弥栄のために、朝の
お行に入りました。
いつもよりゆっくりと、丁寧に、最初の所作を行い、
続いて結んでいく印も、天地との呼応を確かめるように、
ゆっくりと契っていきます。
天恩拝謝,地恩感謝,自霊拝謝の真言を印とともに唱え、
禊祓詞,萬霊供養,大祓詞と奏上していきます。
とりわけ、大祓詞は、音霊の響きを一つ一つ感じながら、
天下(あめがした)の平安の祈りとともに奏上しました。
調息法、そして五大母音の音霊行法は、それこそ半年間
の罪科穢れを解き放ち、祓い清める想いで行じます。
そして鎮魂行法へ。
意識が静まっていくのに合わせて、私は白い光で満たされて
いきます。
私の肉体も、魂も、澄んで清まわっていくようです。
静かな悦び・・・
静寂と拡がり・・・
外界と内界の交流・・・
そして 弥栄の祈り・・・
私は久しぶりに、深い平安を得ました。
私は久しぶりに、深く自分と繋がりました。
曉明とともに。
神の光とともに。
ここのところ、日常の慌ただしさに、毎朝のお行も義務的
になりがちでしたが、こうしてゆっくりと丁寧に行うことの
大切さを、あらためて思い出しました。
夏越の大祓の今日
私は 白い光で清められ そしてまた
こうして 再生させていただきました・・・
ありがとうございます。